Red List CR 絶滅寸前

サル目

オランウータン科

オランウータン

Orangutan
Pongo Lacépède
オスの体重がメスの約2倍ありメスに比べて体が大きいです。前肢がとても長く、全身が赤褐色の長い毛で覆われています。オラウータンとはマレー語で「森の人」という意味で、熱帯雨林の地上から20~30mの所に住んでいます。移動時は地上を歩くこともありますが、主に木の上で生活しています。
サルの中では数少ない単独生活で、高い木の上に毎晩一頭一頭が新しい巣を作って寝ます(巣は木の枝を折って作り、雨の日には木の葉で屋根も作ります)。
オスもメスも繁殖期以外は他の場所で過ごします。子供は母親と暮らしますが、成長すると母親の元を離れて生活します。果実、葉、樹皮を主食とし、ご飯を食べているとき意外はたいていじっとして過ごしています。
知能が高く、ちょっとした仕草が人間に似ています。通常1回の出産に1子を産みます。幼獣は産まれてから約9歳頃まで母親と一緒に行動します。開発による環境破壊などにより絶滅の危機に瀕しています。

生息地

habitat

スマトラ及びボルネオ
オランウータンの生息域

体重

weight

体長

length of body

尾長

tail  length

体重

37kg〜77kg

体長

78cm〜95cm

尾長

0cm

食べ物

feed

果実、葉、樹皮を主食としています。