アメリカクロクマに外見がよく似ておりアジアクロクマともよばれます。黒い毛色に胸に三日月状に白からクリーム色の毛があるので、ツキノワグマと呼ばれます。この白い模様のないものもいます。森林や草原など色々な地域に生息しています。木登りや泳ぐのもじょうずです。一日の多くを木ですごします。夏から秋にかけて、冬眠に備えて、木に登りまわりの木をたぐり寄せて木の実などをたくさん食べます。寒冷地では樹洞や岩穴で冬眠し、メスは冬の巣穴で1~3頭の子を産みます。暖かい所では冬眠はしません。主食は樹木の新芽、果実、タケノコ、アリ、ハチなどの昆虫で、植物食が強いです。日本のツキノワグマは九州では絶滅したと考えられています。