ゴリラ

Gorilla

Gorilla

熱帯雨林のジャングルにすんでいます。霊長類の中で最も大きく、見かけによらず温厚で神経質な動物です。肢より手が長く、ふつうは4足歩行で手をこぶしにして地面を突いて歩きます（ナックルウオーキング）。
成長したオスはメスの約2倍の体重になり頭頂部の骨が出っぱっています。また、背中の毛が白くなりシルバーバックと呼ばれています。1匹の強いシルバーバックと数匹のメスと子供たちからなる3～20匹の群れでなかよく生活しています。
群れの中では様々な声や表情などでコミュニケーションをとっています。興奮したり緊張したりすると、オスは立ち上がって平手で胸をたたきポコポコとすんだ大きな音をたてます（ドラミング）。それぞれの群れの行動範囲はかさなっていますが、他の群れに出会うと戦わず、ドラミングで自分の力を誇示します。
主食は植物で、葉、茎、根、果実などでアリなども食べます。ローランドゴリラ、マウンテンゴリラなどの種類がいますが、生息地の破壊や内戦、密獲などにより絶滅が危ぶまれています。保全状況評価はニシゴリラが絶滅寸前で、ヒガシゴリラが絶滅危機の評価になっており共に絶滅の危機に瀕しています。

尾長

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尾長