ユーカリの葉のみを食べて暮らしています。オーストラリア東部の森林地帯やユーカリの林などで生活しています。樹上で単独生活をし、夜行性で昼間は樹上で寝ています。お腹にはお尻の方向に入口がある育児嚢(袋)があります。この袋の中に乳首があり、産まれた赤ちゃんを袋の中で育てます。 ユーカリの若葉は猛毒ですが、コアラはユーカリの葉を消化するための微生物、消化酵素や解毒剤などを持っています。また、ユーカリの葉を消化するためにコアラの盲腸は哺乳類のなかでもっとも長くなっています。パップと呼ばれる特別な成獣の糞を幼獣に与えることで、幼獣にもユーカリの葉の毒に対する抵抗力が出来ます。